バレーボール魂
ここでは、2人以上でする練習を紹介します。

半回転パス

練習人数・・・2人   難易度・・・★★★★

練習方法・・・2人でオーバーパスをするとき、きたボールを一度自分の真上に上げ、 そして半回転してバックパスで相手に返します。
この練習には、直上パスとバックパスを連続してするので難しくなっています。 前からくるボールを真上にあげること、半回転したときにきっちりボールの下にはいること、 この2つが難しいポイントです。
コツは、とにかく早くボールの下に入ることです。それは直上のとき、回るときのどちらもです。 回るときに関しては、直上がうまくできれば、その場でクルッと回るだけでボールを追う必要はないです。
特別な練習と思わず、直上パス・バックパスの区切りをつけてやりましょう。 直上のときにもう体が90°回ってるなんてだめですよ。(そんな人いないか)

この練習では、直上・バックパスでそれぞれのパスの正確さが、その間に半回転することで 俊敏性・ボールへの反応速度がよくなります。(はずです) オーバーのレベルアップのために、 少し難しい練習も取り入れていきましょう。


数かぞえパス

練習人数・・・2人   難易度・・・★★★

練習方法・・・2人でオーバーパスをするとき、自分がパスをした後に、手で「1」か「2」 をつくり、相手は1か2か言ってからパスをします。今度は相手が手で「1」か「2」をつくり、 自分は1か2か言ってから、またパスをします。これを繰り返していきます。
名前の通りの練習ですが、ポイントは、パスをする前にボールとは別のところを見なければならない、 ということです。ボールが来るというときに、パッと相手の手を見て、1か2かを判断して声に出し、それからパスをするわけ ですから、普通よりボールを見ることができる時間が短いです。
練習のコツは、相手の手を見たときに迷わないことです。 深く考えずに、感覚でやりましょう。

この練習は、セッターが状況を見てどこにトスを上げるか決めるときや、チャンスボールを返すときに、空いているところを 探すのに必要な、早い状況判断の力が身につきます。
さらに、1〜5にするとか、足していく かけていくなど、工夫していくと慣れにくくなっていいです。 でも、暗算の練習にはならないようにしましょう。(笑



(05年4月26日)

  
[PR]動画